Aircraft世界の旅客機

世界の旅客機メーカーと機種

BOEINGボーイング

1916年の創業から数えて、100周年を超えたボーイング社は、ライバルとして激しく戦ったマクドネル・ダグラス社を1997年に吸収合併し、世界最大の航空宇宙企業として君臨しています。

特に日本のエアラインでは747をはじめ多くのボーイング機が愛用されてきた経緯から抜群の存在感を誇り、最近では2011年に最新鋭の787ドリームライナ ーがANAで世界初就航を果たしました。

ボーイング747シリーズ

ジャンボジェット」の愛称で親しまれた、ボーイング社の超大型機です。

シリーズとしては、1968年のB747-100型の生産開始から半世紀が経過した現在においても最新型のB747-8型が運航されている航空業界には欠かせない機種です。

Prepar3D用機体アドオンとしては、PMDG社が「PMDG 747-400 Queen of the Skies II」と「PMDG 747-8 Queen of the Skies II」を、iFly社が「The 747-400 for P3D」をリリースしています。

ボーイング777シリーズ

全世界で1000機以上が活躍しているボーイングの大型機で、 通称「トリプルセブン」と呼ばれています。最大500人以上を運べるうえに、長距離も飛ぶことが可能であり、主に幹線・準幹線といった利用者の多い区間で使用されています。

2発のエンジンで長距離飛行が可能になったことからB747からB777にシフトする航空会社が増えています。

Prepar3D用機体アドオンとしては、PMDG社が「PMDG 777-200LR/F」と「PMDG 777-300ER」を、Captain Sim社が「777-200」と「777-300」、「777F」をリリースしています。

ボーイング787シリーズ

米ボーイング社の最新機種であり、座席数200~300中型機ながら航続距離が長いのが特徴で、世界の大手航空会社が導入しています。

最新鋭の技術が取り入れられ、静かで快適な乗り心地も売りです。

Prepar3D用機体アドオンとしては、QualityWings社が「The Ultimate 787 Collection」をリリースしています。

ボーイング767シリーズ

ボーイング社の中長距離タイプの中型機です。200人~300人程度の座席定員で、太平洋も渡りきれるスペックを持っている万能型旅客機として広く導入されています。

通路が2本ありますが、幅がやや狭い「セミワイドボディ機」です。

Prepar3D用機体アドオンとしては、Level-D Simulations社がリリースした「The 767 for FSX and Prepar3D v3」がPrepar3D v3まで対応しています。

ボーイング737シリーズ

座席数150~170程度のボーイング社の小型機です。もともとは1967年代に開発された古い機種ですが、改良が重ねられ、現在運航しているのは1997年以降に製造された「第3世代」と呼ばれるタイプです。全世界で幅広く使われており、LCCでも活躍しています。

ジェット旅客機のシリーズとしては史上最多、商用輸送機の歴史でも屈指のベストセラーかつロングセラーのシリーズです。

Prepar3D用機体アドオンとしては、PMDG社が「PMDG 737NGXu」を、iFly Jets社が「The 737NG for Prepar3D」を、Captain Sim社が「737-200」と「737-100」、「737-200ADV」、「737-200C/F」を、MilViz社が「Milviz 737-200 Combi」をリリースしています。

ボーイング717シリーズ

100席級ナローボディ双発ジェット旅客機です。

当初はマクドネル・ダグラスによりMD-95として開発が進められていたが、同社がボーイングに吸収合併されたことでボーイング717の名称が与えられました。

Prepar3D用機体アドオンとしては、TFDi Design社が「TFDi Design 717」をリリースしています。

AIRBUSエアバス

欧州航空産業のあゆみは合従連衡の歴定だが、しかし旅客機市場では米国メーカーの後塵を拝してました。事態打開のためフランス、西ドイツ、スペイン、イギリスを中核として政行やメーカーが合同し、1970年に誕生したのがエアバス・インダストリー社(現エアバス社)の始まりです。

日本ではエアバス社のファーストモデル、A300をかつてのJASが採用して1981年に就航、1991年にはANAでもA320が就航しました。

エアバスA380

エアバス社が開発した、オール2階建の史上最大の大型機です。最大615席を記録しています。

1階席、2階席とも通路が2つある「ワイドボディ機」です。





エアバスA350

エアバス社の新世代旅客機で、ボーイング787の対抗機種となる中型機です。気圧変化の少なさや、客室加湿機能などを備えたのは787と同じです。

通路が2つある「ワイドボディ機」です。




エアバスA330

エアバス社の中短距離路線用の大型機です。ボーイング767の対抗機種で、1000機以上が製造されています。

機内に通路が2本ある「ワイドボディ機」で、定員は300名程度です。




エアバスA320

エアバス社の中距離用の小型機です。ボーイング737の対抗機種で、通算7000機以上が生産されているベストセラー機です。

中央に通路が1本あるだけの「単通路機」で、定員は160~180人程度です。

A320の派生形として、長胴型ではA321、短胴型ではA319・A318が開発されました。

BOMBARDIER(ボンバルディア)

民間航空機市場でボーイング、エアバスに次ぐ世界第3位に位置するのは、カナダ東部モントリオールに拠点を置くボンバルディア社です。1986年には航空機事業に参入し、その後は、ショート・ブラザーズ、リアジェット、デ・ハビランド・カナダと国内の名門を吸収しながら成長しました。CRJシリーズは「カナデア・リージョナル・ジェ ット」の頭文字だし、ターボプロップ機のDHC-8も元はデ・ハビランド・カナダ社のプロダクトでした。

C series

これまで同社が手がけてきたリージョナル機のクラスではなく、そのサイズ感は737やA320のショートモデルに迫ります。

  • CS100(モノクラス標準120席 2016年就航)
  • CS300(モノクラス標準140席、2016年就航)

ボンバルディアCRJ

カナダボンバルディア社の小型ジェット機です。座席数は50~100席程度です。CRJ100/200、CRJ700、CRJ900、CRJ1000の4タイプがあります。世界的には広く使用されている機材です。

DHC-8

デ・ハビランド・カナダ社が開発した小型プロペラ機(ターボプロップ機)です。定員は40~80人程度の小型機です。

おもにDHC-8-Q100、DHC-8-Q200、DHC-8-Q300、DHC-8-Q400の3タイプがあり、数字が大きいほど機体も大きくなります。

EMBRAERO(エンブラエル)

ブラジル国営の航空機メーカーとして1969年に設立された エンブラエル社の本拠地は首都サンパウロにほど近いサン・ジョゼ・ ドス・カンポスにあります。

ターボプロップ・コミューター機のEMB110バンデランテ、EMB-120ブラジリアで成功した同社は、さらにリージョナルジェット機の大成功により世界的メーカーの仲間入りを果たし、現在、旅客機のラインナップは 1996年就航のERJシリーズ、2004年就航 のEジェット・シリーズである。特にEジェットの方はリージョナルジェットの大ベストセラー機へと成長しました。

エンブラエル E-JETE-JET E2

ブラジルのエンブラエル社が製造している小型ジェット機です。エンブラエル170(78席)、エンブラエル175(88席)、エンブラエル190(114席)、エンブラエル195(124席)の4タイプがあります。 また、後継機として、エンブラエル190(106席)が2018年に登場しています。

中央に通路がある「単通路機」で、シートは左右に2席ずつ配置されています。

ERJ

  • ERJ145(50席/1996年就航)
  • ERJ135(37席/1999年就航)
  • ERJ140(44席/2001年就航)

RUAG (DORNIER)

RUAGという聞き慣れない社名だが、製造しているのは倒産したドイツの名門ドルニエ社が開発した小型ターボプロップ機Do228(1982年初飛行)の発展型、Do228NGです。1999年、フェアチャイルド・ドル ニエ社がDo228の型式証明をRUAGアビエーションに売却したことで、現在もドイツのオーバープファッフェンホーフェンにある工場で製造が継続されている。日本では調布から伊豆諸島路線を運航する新中央航空が愛 用しており、このRUAG社製の最新モデルの初号機を2010年に受領。昨年12月には3号機がデリバリーされている。

ATR(Avions de Transport Régional )

アエロスパシアルはEADSを経てエアバス・グループに、アエリタリアはアレーニア・アエロナウティカを経てレオナルド S.p.Aに合流しており、現在はエアバス・グループとレオナルド S.p.Aがそれぞれ半数の株式を所有しています。

ラインナップはターボプロップ機のATR 42とストレッチ型のATR 72の生産に限定し、エンジンやアビオニクスの改良を繰り返すことで完成度を高めています。機体は同クラスのリージョナルジェットと比較して燃費が良く、コンビ機としても使えるように大型のカーゴドアを装備しているなど、短距離や採算の取れにくい地方路線向けの堅実な設計でありますが、グラスコックピット炭素繊維強化炭素複合材料を取り入れるなど先進的な要素も取り入れています。

競合機のボンバルディアQ400シリーズからの乗り換えを狙い、リージョナル航空会社や大手航空会社の近距離路線向けに売り込まれています。

ATR-42

欧州の航空機メーカーが開発した小型プロペラ機(ターボプロップ機)です。定員は40~50席程度の小型機です。

ATR 42-200からATR 42-600まで、6タイプがあります。主に離島などのコミューター路線で使用されています。

単通路機」で、シート配列は2列ずつです。

参考文献