ATCSimulatorデフォルトATCの改善

デフォルトATCの改善(STARの追加)②

前回にはADEを利用して空港ファイルに設定されている飛行経路を確認しました。これで、飛行経路を追加する時応用できると思います。

Prepar3DのデフォルトATCにはSTARの設定はできませんので、転移経路(TRANSITION)として「REDFA 1A」STARと「SUGOL 3B TRANSITION」を追加します。

また、「FlyTampa-Amsterdam」の空港ファイルには「REDFA 1A」STARのウェイポイントである「REDFA」と「SUGOL」が存在しないので、追加します。

空港ファイルにウェイポイントを追加

まずは、「REDFA」と「SUGOL」の位置情報を確認します。インタネットで調べるなどいろんな方法がありますが、ここでは「PMDG 737 NGXu」のナビゲーションデーターに入っている情報を参考します。

「PMDG 737 NGXu」のナビゲーションデーターは「《Prepar3Dのインストール先》\Lockheed Martin\Prepar3D v4\PMDG\NavData」に配置されています。「wpNavFIX.txt」をメモ帳などで開きます。
ウェイポイントがたくさん設定されていますので、参考したいウェイポイント名で検索します。上図ではREDFAを検索した結果です。
SUGOLを検索した結果です。

ウェイポイントの情報を確認しましたので、ADEを利用して空港ファイルにウェイポイントを追加します。

画面で黒い部分を右クリックし、「Add ⇒ Terminal Waypoint」をクリックします。
「Ident」にウェイポイント名を設定します。「Location」にある「Set by Drag」ボタンをクリックすると手動で位置情報を入力可能となります。位置情報には、先ほど「PMDG 737 NGXu」のナビゲーションデーターから確認した緯度と経度を入力し、「OK」ボタンをクリックします。
SUGOLもREDFAと同様に追加します。
追加したウェイポイントの上にマウスのカーソルをホーバーすると内容がが確認できます。

空港ファイルにSTARとTRANSITIONを追加

これから「REDFA 1A」STARと「SUGOL 3B TRANSITION」を新規転移経路として追加します。

右のコンソール一番上のR18R ILSを右クリックし「Add Transition」をクリックします。
「New Transition」ダイアログが表示されたら、上図のように設定し、「Add」ボタンをクリックします。
次に新たに作ったREDFA転移経路の内容を作ります。今度は「Transition REDFA」を右クリックし、「Add Transition Leg」を左クリックします。
「New Leg」ダイアログが表示されたら、上図のように「LegType:IF、Fix Type:TERMINAL WAYPOINT、Fix Ident:REDFA」と設定すると、右コンソールに「TransitionLeg IF」が追加されます。
再度「Transition REDFA ⇒ Add Transition Leg」をクリックします。「New Leg」ダイアログが表示されたら、上図のように「LegType:TF、Fix Type:TERMINAL WAYPOINT、Fix Ident:SULUT」と設定すると、右コンソールに「TransitionLeg TF」が追加されます。
上図のように「TransitionLeg TF」を追加します。
上図のように「TransitionLeg TF」を追加します。
上図のように「TransitionLeg TF」を追加します。
上図のように「TransitionLeg TF」を追加します。
「Transition REDFA ⇒ Add Transition Leg」をクリックします。「New Leg」ダイアログが表示されたら、上図のように「LegType:CF、Fix Type:TERMINAL WAYPOINT、Fix Ident:EH608」と設定すると、右コンソールに「TransitionLeg CF」が追加されます。CFの目的地であるEH608は進入経路の開始点(ApproachLeg IF)となります。

これで「REDFA 1A」STARと「SUGOL 3B TRANSITION」の設定ができました。

空港ファイルのコンパイル

STARを追加した空港ファイルをPrepar3Dが読み込めるようにコンパイルします。

ADEのメニューから「File ⇒ Compile Airport(Ctrl+C)」をクリックします。
「Compile Options」ダイアログが表示されたら、「Compile」ボタンをクリックします。
事前に指定されているフォルダにbglファイルとxmlファイルが生成されました。
リネームするなりして、元の空港ファイルに上書きします。注意点は、元の空港ファイルを上書きする前にバックアップすることをお勧めします。新しい空港ファイルが正常に動作しない可能性もあります。また、バックアップする際にはEULAを違反しないようご注意ください。

参考文献